「貧困・格差・虐待の連鎖を乗り越える教育アプローチの研究開発と普及」プロジェクトで、「『生きる』教育」および今後の教育を考えるセミナーを実施します。
イベントの概要
「『生きる』教育」とは、子どもたちが直面する「人生の困難」を解決するために必要な知識を習得し、友だちと真剣に話し合うことで安全な価値観を育むことをめざす教育です。「『生きる』教育」には、あらゆる子どもたち、また大人たちにとって意義のある内容が多く含まれていると考えられます。そこで、SMBC京大スタジオでは、「『生きる』教育」普及のためのプロジェクトを進めています。
本セミナーでは、プロジェクト代表者が「『生きる』教育」の重要性を伝えるだけでなく、大学・企業などが子供たちの学びや学校教育とどのように関われるかを議論します。また、新しい社会のあり方や可能性についても考える予定です。
日時:2025年3月1日(土)13:30~16:00
開催方式:ハイブリッド開催(Zoom/現地会場)
※現地会場:ビジョンセンター品川(JR各線・京急本線「品川駅 高輪口」徒歩3分)
※Zoomのアクセス情報は、お申込みいただいた方に後日お知らせいたします
対象:「『生きる』教育」に関心のある方、教育と社会の関わりを考えたい方(教育関係者・企業・NPO法人など)
定員:会場120名/オンライン200名
参加費:無料
お申込み:こちら
締切:2025年2月24日(月)もしくは定員到達
登壇者
一木 典子(いちぎ のりこ)
サントリーホールディングス株式会社 CSR推進部 CSR推進部長
1994年JR東日本に入社。2022年サントリーホールディングス株式会社に入社。同社の利益三分主義に基づくCSR活動を担う。2023年より困難に直面する子ども・若者を支援する「次世代エンパワメント活動“君は未知数”」を立ち上げ、推進している。子どもの複合体験施設「モリウミアス」(石巻市雄勝町)アンバサダー。
大萱 亮子(おおかや りょうこ)
株式会社三井住友フィナンシャルグループ兼株式会社三井住友銀行 社会的価値創造推進部 上席推進役 シニアサステナビリティエキスパート
1999年に住友銀行(現三井住友銀行)西野田支店入行後、大企業法人営業、国際業務、米国大学院派遣(MBA)、投融資企画を経て2017年より経営企画部CSR室で社会貢献に従事。2023年4月より社会貢献グループ長、2024年4月より現職。こどもの教育・体験格差解消の施策を企画立案にかかわる。公益財団法人三井住友銀行国際協力財団専務理事。
西岡 加名恵(にしおか かなえ)
京都大学大学院教育学研究科 教授
専門は教育方法学。文部科学省中央教育審議会教育課程部会臨時委員などを務める。主な著書に『教科と総合学習のカリキュラム設計』(単著、図書文化)、『「『生きる』教育」-自己肯定感を育み、自分と相手を大切にする方法を学ぶ』(監修、日本標準)など。
山本 尚毅(やまもと なおき)
株式会社日本総合研究所 創発戦略センター スペシャリスト
事業やデザインを通じた社会課題(途上国の貧困等)の解決を企てる会社を創業。2015年より河合塾にて探究・キャリア学習の企画開発を担当。2022年「進路選択ツールキット」にてグッドデザイン賞。編書に『もし「未来」という教科があったなら』(学事出版)。
