米国の「トラウマ・インフォームド学校」について学ぶ「知的コラボ」の会を開催しました

 2025年7月21日(月)および23日(水)に、「貧困・格差・虐待の連鎖を乗り越える教育アプローチの研究開発と普及」プロジェクトの一環として、米国における「トラウマ・インフォームド学校」をテーマにした「知的コラボ」の会(*1)を開催しました。

(*1)「知的コラボ」の会とは、京都大学大学院教育学研究科 教育実践コラボレーション・センターが開催する学内関係者及びその紹介者を対象とした研究会です。詳細はこちらをご覧ください。本記事は第65回の開催の様子をお伝えするものです。
 (京都大学大学院教育学研究科 教育実践コラボレーション・センターのホームページに移動します)

 「トラウマ・インフォームド学校」とは、子どもたちが抱える多様なトラウマに配慮した学校を意味します。

 今回は、米国において「トラウマ・インフォームド学校」を推進する取り組みを進めているHEARTS(Healthy Environments and Response to Trauma in Schools)のメンバーであるStephanie Guinosso氏をお招きし、ご講演とワークショップをしていただきました。

 21日のご講演では、米国における教育的背景をふまえながら、HEARTSのプログラムについてご説明いただきました。また、23日のワークショップでは、HEARTSの原理を教育現場に適用するための教員向けワークを実際に体験しました。

 2日間を通じて、日米の教育文化の違いを超えた「トラウマ・インフォームド学校」推進の意義と可能性、子どもを支える体制のあり方、一人の教師としての声かけの方法、教員研修の進め方などについて多角的な意見交換が行われました。本研究会は、子どもたちが抱える多様な困難に寄り添う教育のあり方を深く考える有意義な機会となりました。

1日目の講演会
2日目のワークショップ

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